生長の家 3代目問題
◇生長の家 3代目問題◇
これは、"生長の家"という宗教団体の
現総裁(3代目)谷口雅宣氏が、
初代総裁(谷口雅春氏)の教義の一部を否定ないし曲解をして、
もはや設立当初の団体とは
まったく違うものに成りつつある問題です
(´・ω・`)
古くからの信徒はもちろん、新しい方も、まだこれからの未来の方の参考のためにも、私の知っていることを書き置こうと思います。
『生長の家』の説き方は、いろいろと
あると思うのですが……初代総裁の著書や講演内容、<生長の家50年史>、などを総合的に考えて、以下にまとめました。
①宇宙には、意志というか、アイデア(設計図)みたいなものがあり、
(人間は、それを良心として感じ取れる)
それは、万古普遍に鳴り渡っていて、
それを霊感するどい人が、観察したり感得して言葉に置き換えたものが、
道徳であったり、法則や規範、憲法、あるいは、お経になったとみています。
これは、漢字に囚われずに、訓読みで読めば皆、
②【のり】徳、法、則、規、範、憲、教
と読める事からも、いづれも宇宙の真理の響きを表そうとしたコトバであるといえる。
明治時代のキリスト教の聖書の翻訳では、
『初めにコトバあり』、のコトバには、"道" という字が当てられていた。
(生長の家では、実相)
日本において、剣道、柔道、合気道、弓道、茶道、華道、書道など〇〇道は、この"道"(コトバ)の表現方法のひとつである。
どんな汚いことをしてでも、結果勝てばいい勝利至上主義や、モラルの欠いた〇〇術とは、一線を画す。
初代総裁は、万古普遍の"道"=コトバの響きを "神示"として翻訳しました。
代表的なものは、『大調和の神示』
それを雑誌に掲載し、
個人の病いの救済や、
昭和の未曾有の国難に立ち向かったのである。
初代総裁の谷口雅春氏は、もともと翻訳の仕事をしていた事もあったのだろうが、
コトバの響きそのものを感得していたので、
天理教や金光教、神道各派はもちろん、仏教、キリスト教などの
③異なるお経や聖典の、真意・真髄を次々と解き明かし始めたのである。
(万教帰一=〇〇道と同じく〇〇教も
同じコトバの響き(展開)、 ノリなので可能)
そのコトバを雑誌に掲載したのですが、その雑誌のタイトルこそ、
【生長の家】であり、
後日編集して
本にしたのが、ベストセラーの
【生命の実相】なのです。
〜そうして、ここからが本題ですが〜
本来の【生命の実相】の中には、
仏教編などの他に、
【神道編】なるものがありましたが、
【戦後版の生命の実相】の出版にあたり、神道編の削除が条件となったのです。
戦後は初代総裁にとって、公職追放をはじめ、苦境からのスタートでしたが、それに屈することなく、
④神道編に替わる、【愛国書】といわれるシリーズ(『美しき日本の再生』など)を次々に出版し、(現在も課題にある憲法問題にも言及〇〇法も本来は同じコトバの響きの展開、 ノリなので表記を善導することが可能)
日本国民を最期まで鼓舞し続け、
天命をまっとうするに至りました。
2代目総裁は、その路線を維持しましたが、
3代目は、【愛国書】シリーズを重版未定という、事実上の絶版扱いにし、
万古普遍のノリ=【実相】
に帰一すべきという意味あいの
【中心帰一】を
団体の総裁である、【わたし】 に帰一すべきという詭弁で、環境保護運動活動などを推進しているのです。
と私は思うが、皆さんはどう思われますか?
最後になりましたが、
現在の宗教団体の<生長の家>
に入会していてもいなくても、
初代総裁の"生長の家"の信徒は、
1人1人、初代が灯してくださった
真理の火を灯しあい、
おのおのの家庭、信仰している宗教、会社、地域、国全体を射照らし、<護国の神剣> を片鱗でもいいので持っていましょう!
〜南無〜
参考図書
・生命の実相
・明窓浄机
・美しき日本の再生
・無門関解釈
・生長の家 50年史
・その他講演テープなど。
[記事作成者情報]
歴史全般が好きな一般男性です。
初代総裁の谷口雅春氏の著書に
感銘を受け、<生長の家>に入ろうとしたが、
現在の(3代目谷口雅宣氏)教団方針についていけそうにないと感じ、
入会はしていません。
同じような悩みや疑問を持つ方に、一読していただけたらと思います。